加工・組立[後編] ⑭フレット打ち込み

指板の溝にフレットを打ち込みます。

前の工程の指板R作成では紙やすりで加工したので、指板溝に削りかすが詰まっている状態です。
このためまず、フレットソーの先端を使って削りかすを掻き出します。

削りかすが除去できたらフレットを嵌めて、

ネックの下に木材などを敷いて、プラハン(プラスチック頭のハンマー)で叩いてフレットを打ち込みます。

一本目のフレットを打ち込みました。
※きちんとフレットの根元まで打ち込めていることを確認します

同様に2フレット目以降も打ち込んでいきます。

最終フレットまで打ち込みました。

指板の左右にはみ出しているフレットは食い切りでカットします。

1フレット目の片側をカットした状態です。

同様に最終フレットまで余分な形状をカットしました。

実際に握ってみるとわかりますが、このままだとフレットのエッジに指が当たってものすごく演奏しにくいです。
既製品のギターを見るとわかりますがここはエッジが出ないようになだらかに成形されています。

やすりでフレットのエッジを削ります。
次の写真は通常のやすりですが、フレットを削るための専用のやすりもあります。

やすりがけの際に、せっかく整えた指板表面を削ってしまいそうになるので、フレット専用やすりに付属の金属板を次のように当てて、

やすりで削ります。
地味な作業ですが、演奏性に関わる重要な工程ですので音楽でも聴きながら辛抱強く加工してください。

最後は紙やすりで滑らかな表面にします。

すべてのフレットを整えました。

フレットに金尺を当てて平らになっていることを確認しておきます。

もしもフレットが奥までささっておらず飛び出している場合、正しく音が鳴らない可能性があります。
例えば10フレットが大きく飛び出していると、9フレットを押さえても飛び出した10フレットの音が鳴ってしまいます。

以上でフレットの打ち込みまで完了です。

ここまで加工・組立[後編] 終了です。
お疲れさまでした!

形状はほぼできあがりました。
残る仕上げ 工程では塗装、部品取り付けを行います。

仕上げ 工程はこちらです↓

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