加工・組立[後編] ⑫ネックとボディをドッキング

いよいよネックとボディを接着します。
接着後、余分な形状カットやおもて面の曲面加工を行います。
また、フロントピックアップ用の穴を加工します。

目次

ネックとボディの接着

確認のためまずは仮でドッキングしてみます。

写真のように指板に定規を当てて高さをチェックします。

ブリッジ位置での高さは12.5mm(実際は弦の高さもあるのでプラス数ミリ)

作っているときは「よし狙い通りでOK!」と勘違いしてしまいましたが、実際はこれはあと5mmくらい高くするべきでした。

以下に記載するように、この高さだとブリッジが一番低い位置(12.7mm)でちょうどよくなります。
これ以上低く調整できないことになります。

このため本サイトの「準備編」に置いてある図面データは
ネックの仕込み角度を1.5度→3度
に修正してあります。

さて、接着工程に戻ります。

接着強度を高めるため、粗目の紙やすりで接着面に傷をつけます。

ネック側も同様に傷をつけます。

タイトボンドを塗布して・・・

クランプ固定します。
指板に傷をつけないように間に木材を挟みます。

あふれたタイトボンドは極力拭き取っておきます。
固まってしまうとなかなか取り去るのが大変です。

この状態で一晩置いた状態です。
タイトボンドでガッチリ接着されています。

余分な形状カット、おもて面の曲面加工

ネックとボディが接着できた段階で一度形状を整えます。

余分な形状カット

ネックが接着できると、残しておいた下図の余分な形状がカットできるようになります。

ジグソーでカットを試みますが、指板があるので作業しにくく限界があります。

残りはのこぎり(手のこ)でカットします。

写真のように切り込みを入れておき、少しずつ切り落とします。

この時点では切断面がガタガタなので、紙やすりを棒に巻き付けてやすりがけをします。

滑らかに加工できました。

続いてネックを握りやすくするために赤丸部を削ります。

ノコやすりで削っていき・・・

紙やすりで整えます。
なだらかな形状に加工できました。

おもて面の曲面加工

ボディおもて面に丸みをつけます。

写真にピンクで示した領域あたりを削って曲面にしていきます。
(ここはデザイン、好みによります。)

ノコやすりで削ります。

狙いの曲面になるまで確かめながらノコやすりで削りました。
その後、紙やすりでざっと表面をならしておきました(表面はあとできれいに整えます)。

ボディおもて面の曲面形状がつくれました。

フロントピックアップ用の穴加工

ボディにネックを接着したことでフロントピックアップの穴が埋まってしまっています。

改めてフロントピックアップ用の穴を加工します。

トリマーで加工しますので、例によって加工を楽にするためにドリルで穴をあけておきます。

ガイドとなる型板を置きます。
今回はネックを接着済みなので指板が凸になり型板を水平に置けないため、下図の点線部に端材を挟んで型板が水平になるようにしています。

型板の上からトリマーで加工しました。
もう少し深く掘る必要がありますが、型板を挟んだ状態ではここが限界です。

このため型板を外してさらにトリマー加工します。
このときはここまで掘り進めた形状自体をガイド代わりにします。

試しにピックアップを入れてみるとすっぽり入りました。

フロントピックアップの穴加工ができました。

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